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Q.人間は何ボルトの電気に感電すると死んでしまいますか?
A.家庭用100ボルトの電気でも死亡することがあります。
感電による被害の大きさは何ボルトの電気に触れたかではなく、体のどの部分にどのくらいの電流
(mA:ミリアンペア)がどのくらいの時間流れたかで決まります。
一般的には心臓に100mA以上の電流が流れると死亡する危険があると言われています。
家庭用100ボルトの電気でも、濡れた体が建物の鉄骨などに触れていると非常に電気を通しやす
い条件となり、感電により死亡することもあります。
Q.洗濯機や工具などについているアース線の役割はなんですか?
A.漏電による感電事故を防止するためです。漏電しやすい機器についています。
アース線には二つの役割があります。
1.漏電した電気を地面に逃がして感電しないようにします。
2.漏電ブレーカを動作させ、電気をとめます。
(漏電ブレーカはアース線がないと漏電していても正常動作しません。感電して初めて動作する場合が
あります。)
Q.会社の電気料金はどのように決まるのですか?
A.高圧受電の事業所の場合、料金は大きく分けて基本料金と使用料金(電力量料金)になります。
基本料金は30分単位で測定した最大使用電力の過去1年間の最大値(KW)で決まります。
1kWあたり1,260円(高圧電力S)です。
使用料金は1KWHあたり12~15円程度で季節、時間等によってもことなります。
詳しくは東北電力ホームページの「法人のお客様」をご覧ください。
Q.同じ量だけ電気を使用しても料金は違ってくるのですか?(高圧受電の場合)
A.使用方法により料金は大きく違ってきます。
基本料金は最大使用電力で決まるので、たとえ短時間でも一斉に電気を使用してしまうと基本料金
がはねあがってしまいます。そしてこの基本料金は1年間続いてしまいます。
年間を通じて平均した電気の使用をすると料金はずっと安くなります。
Q.電力会社の電気が足りなくなるとどうなってしまいますか?
A.電力会社の供給可能電力を電気の需要が超えてしまうと、発電所変電所の設備を守るために安全装
置が作動して電気を止めてしまうでしょう。そんな事態になると予測不可能な大停電になるかもし
れません。
電気事業法では国が緊急時に大口使用者の電気供給を制限できることになっています。
まずは大口使用者の電気を止め、節電をPRし、それでもだめならば地域毎の計画停電ということ
になるでしょう。